北辰中学校

わずか10年あまりの歴史に幕を下ろす

北辰中学校は昭和39(1964)年10月1日、旭ヶ丘中学校(*)と曙中学校が統合して開校した。昭和40(1965)年1月12日、新校舎が完成。場所は羽幌本坑の北西、曙地区の南東の端に位置していた。

(*) 昭和39(1964)年5月24日、同校の教室付近から出火し全焼した。 この火災を機に曙中学校との統合が計画・実施された。

昭和45(1970)年11月の炭砿の閉山に伴い、同年4月には8学級、272名を数えた生徒数も、翌昭和46(1971)年4月には3学級、34名にまで激減した。

昭和46(1971)年5月10日、羽幌本坑があった三毛別地区から通学する生徒がいなくなったため、同年3月31日に廃校になったばかりの太陽高等学校跡に校舎を移転した。

昭和48(1973)年4月、2学級、各学年3、4名という極小規模校となり昭和50(1975)年3月31日に閉校。翌4月1日に羽幌中学校に統合され、10年あまりの歴史に幕を下ろした。

  • 北辰中学校跡(平成26年7月)
  • 北辰中学校(当時) 
  • 北辰中学校の航空写真(当時) 

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