⑨鈴木商店旭川支店 

鈴木商店の薄荷の品質を高めた旭川支店の鑑別力

鈴木商店旭川支店は、大正4(1915)年小樽支店の出張所として開設されたことから始まった。事業拡大に伴い支店に昇格され、傍士ぼうしえいきちが支店長として赴任。傍士は、金子直吉夫人・徳子の生家傍士家の親族に当たる。

同支店には、野付牛(後の北見市)、湧別、佐呂間の3ケ所に出張所を置き、その他2,3か所に常時出張員を派遣していた。同支店では、薄荷、雑穀類(買い付け)、砂糖、麦粉、肥料、焼酎等(売り込み)が主な取扱い品目であった。

とりわけ、薄荷については最重点品目としてその鑑別は極めて厳重に実施し、旭川支店をパスした薄荷は良品として市場に受け入れられ、同支店の誇りとされた。こうして買い付けられた薄荷は鈴木商店直営薄荷工場(後の鈴木薄荷)に送られ商品化された。

  • ハッカ畑
  • 日本酒類醸造の焼酎甕(ニッカウヰスキー門司工場蔵)
  • 旭川支店のあった二条通六丁目(現在の遠軽信金辺り)

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