④東川崎町の鈴木商店

鈴木商店・川崎造船所がそろって拠点を置いた神戸・東川崎町

神戸栄町通を拠点に業容が拡大した鈴木商店は大正5(1916)年、後藤回漕店・後藤勝造が東川崎町に増設したみかどホテル新館を買収し、新本社屋とした。(大正5年2月6日付移転広告 神戸又新日報)

みかどホテルは、建築家・河合浩蔵の設計によるコロニアル風の瀟洒な木造3階建ての建物で、大正7(1918)年の米騒動による焼き打ち事件で焼失するまで、鈴木商店の本店として鈴木の飛躍の舞台となった。                                   

最近まで神戸で現存する最古の本格的近代洋風建築は、建築家・曾禰達蔵(そねたつぞう)の初期作品となる旧・三菱銀行神戸支店(後のファミリアホール)で、大正7(1918)年の鈴木商店焼き打ち事件を真向いから目撃していた建物であったが、老朽化が進み解体された。                                   

東川崎町には、鈴木商店と所縁の深い川崎造船所(現・川崎重工業)が拠点を置いている。      

関連資料

  • 東川崎町の鈴木商店
  • ファミリアホール(旧・三菱銀行神戸支店)
  • 川崎重工業

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