⑱大本山須磨寺
源平ゆかりの古刹として全国に知られる
仁和2(886)年、開鏡上人によって建立された真言宗須磨寺派本山、正式名は上野山(じょうやさん)福祥寺。広大な境内には、本堂、護摩堂、大師堂、三重塔、書院など多数の重宝や史跡があるほか平敦盛ゆかりの青葉の笛、錦絵や首塚、弁慶の鐘、義経の腰掛の松など源平ゆかりの名刹としても知られる。
当寺境内入り口近くに釈迦如来石仏と16体の羅漢石仏が安置されている。これらの石仏は、金子直吉が大正8(1919)年須磨一の谷の八海山貞照寺に寄進したもの。阪神・淡路大震災により貞照寺本堂が全壊したため、平成8(1996))年須磨寺に移設された。