①ミンシングレーン / マークレーン>鈴木商店ロンドン出張所
シティの一角の紅茶とスパイス取引の中心地・ミンシングレーンに拠点を構えた鈴木商店
鈴木商店ロンドン出張所のあった"ミンシング レーン"は、フェンチャーチストリートとグレートタワーストリートを結ぶロンドン市の短い一方通行の通り。19 世紀後半には、紅茶とスパイスの取引で世界をリードする中心地だった。(写真は、ミンシングレーン(左)とマークレーン(右)赤枠で表示)
また、同出張所船舶部門のオフィスがあった"マークレーン"もミンシングレーンと並行してフェンチャーチストリートとグレートタワーストリートを結ぶ通りで、かつては、1884年に開業し、1964年にタワーヒルに改名され、3年後に閉鎖された地下鉄マークレーン駅の場所であった。約240年間、マークレーンはトウモロコシ取引所(ロンドンでトウモロコシ、穀物、種子の唯一の市場)で知られていた。(写真は、マークレーンのトウモロコシ取引所; The Corn Exchange)
昭和2(1927)年当時のロンドン支店には、ミンシングレーンのほか、船舶部門の分室がマークレーンにも設けられていた。
〇ロンドン支店 29 Mincing Lane, LONDON, E.C.3
〇同支店船舶部門(Steamer Department) 60 Marklane, LONDON, E.C.3