⑫一心寺

浄土宗の開祖・法然上人が開いた寺、"骨仏の寺"として知られる

宗派  浄土宗  山号:坂松山  院号:高岳院                                                   開基  文治元(1185)年法然上人                                                           所在地  大阪市天王寺区逢坂2丁目8-69

一心寺は、大阪府大阪市天王寺区にある浄土宗の寺であり、正式名称は坂松山高岳院一心寺。

宗旨に関係なく参詣や納骨を受け入れる寺でもあったため、全国から多くの納骨が集まった。嘉永4(1851)年に遺骨数万体を集めて最初の大きな骨仏(阿弥陀仏)を作り、明治20(1887)年以後10年ごとに集まった納骨で骨仏を作っており骨仏の寺として知られている。

広大な境内には大本堂のほか念仏堂、開山堂、三千仏堂、仁王門などが配置されている。大本堂の正面には辰巳屋全盛時に松原藤助、恒七親子が寄進した巨大な一対の灯篭が残されている。また、本堂の裏手には、松原親子を始め松原家の墓石が安置されている。

関連資料

  • 一心寺本堂と一対の灯篭
  • 松原藤助、恒七親子が寄進した灯篭
  • 松原家の墓(右に辰巳屋恒七)

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