⑦塩水港製糖(岸内製糖所)

台湾四大製糖の一つとして確固たる地盤を築く

「塩水港精糖」(本社:東京)の起源となる「旧・塩水港製糖会社」(明治36(1903)年、塩水港庁岸内庄(現・台南県塩水港鎮)に設立)を明治40(1907)年に「塩水港製糖(株)」に改組。資本金500万円、赤糖の本格生産を開始。                              

旗尾製糖(高雄県旗山鎮)、恒春製糖(屏東県恒春鎮)買収のほか、花蓮港・寿製糖所、同・大和製糖所(いずれも花蓮県花蓮港市)、新営製糖所(台南市新営区)、岸内製糖所(台南市塩水区)、渓洲製糖所(彰化県渓洲郷)を建設し、台湾 7工場を操業し、台湾四大製糖会社の一つに発展。

筆頭株主の鈴木商店破綻により経営危機に陥り、旗尾、恒春両工場を台湾製糖に売却、危機を乗り切るも終戦後、国民政府による接収の後、台湾糖業公司の経営に移り2002年、操業が停止された。

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