⑥東洋製糖(烏樹林製糖所)
東洋製糖から明治製糖の一員に
明治43(1910)年、東洋製糖により台南州新営郡後壁村(現在の台南市後壁区烏樹里184号)に「烏樹林製糖所」を建設、生産能力750トン/日産にて操業。 昭和2(1927)年、明治製糖に吸収され、生産能力1,600トンに引き上げられた。
戦後、台湾糖業公司の経営に変わり、同社烏樹林糖廠として生産継続するも、 1983年操業停止した。
現在は、工場跡地に「烏樹林休閒園区」(烏樹林文化パーク)として観光施設が運営されている。台湾糖業の資料展示のほか、倉庫、蘭の花館、台湾民族資料、昆虫生態展示などの資料館として一般公開している。さらに製糖鉄道(ミニ列車)の観光用運行も行っている。