⑥「フグはえ縄漁発祥の地」
ふぐ漁発祥の地にはふぐを象る巨大なモニュメントが建つ
周南市の沖合に浮かぶほぼ三角形を成す小島・粭島(すくもじま)は、「日本精蝋」のある大島半島と橋で繋がっている。ふぐ料理は、下関市が有名だが、ふぐの延縄(はえなわ)漁発祥の地は、この粭島であることが知られている。
ふぐに傷が付きにくく、品質を高く保つことができる"粭島型釣り針"が明治初年に考案され、この釣り針を使った延縄漁が明治後期に確立されたことから、平成2年、旧徳山市(現・周南市)により同島にふぐ延縄漁発祥の碑ならびにモニュメントが建立された。