市民ミュージカルFaith~未来をつむぐ実験室

人絹開発の歴史をミュージカルで再現

米沢初の市民ミュージカル「伝国座」は、平成22(2010)年が初公演。市民がボランティアで出演している。市内の中学生、山形大学工学部の学生、そして市民らが鑑賞。東京都荒川区・杉並区にても公演してきた。

「Faith~未来をつむぐ実験室」は明治から大正にかけて米沢高等工業学校(現・山形大学工学部)の秦逸三教授が日本で初めての人造絹糸を発明するまでの実話をもとに構成したものである。作・演出・振付 梶賀千鶴子

公演パンフレットの序文:
「ある日の課外授業で、ノブヨシは生徒を連れて山大工学部の展示室に出かけます。・・・気がつくと一行は遊覧船(タイムマシーン)に乗り込んでいたのでした。遊覧船のなか、そこは秦逸三の実験室。大正時代の米沢。三つの生き物に導かれ、ノブヨシと生徒たちの冒険がはじまります。大正時代と現代の米沢をタイムスリップしながら、「テイジン」創業者のひとりだった秦逸三の姿を浮き彫りにしていきます」

関連資料

  • 伝国座(米沢市ホームページ)
  • 荒川公演パンフレットの表紙
  • ミュージカルのシーン(荒川公演パンフレットより)

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