大躍進期
大正3(1914)年~大正8(1919)年
大正3(1914)年、第一次世界大戦が勃発すると戦時需要に乗り、鋼材、銑鉄、船舶、小麦などを一斉に買い出動。さらに船舶の大量発注と同時に造船用鋼材の販売、世界各地で買いつけた貨物を船ごと売り渡す「一船売り」の離れ業で莫大な利益を得る。勢いに乗った鈴木の大正6(1917)年の売上は、三井物産を凌駕して日本一の商社に躍り出た。そうした絶頂期にあって、折しも富山で勃発した米騒動を発端とする鈴木商店焼打ち事件は、鈴木の大躍進に暗い影をもたらすことになる。
- 鈴木商店油脂工場建設を担った橋本店
- 「"不遜な定説" この足で踏んづけた歴史のほころび 掘り出した神戸」城山三郎(たつみ第58号)
- 「米騒動の真実と滅びの美学 鼠ー鈴木商店焼打ち事件」城山三郎(たつみ第58号)
- 「天下三分の計」浅田長平(遺稿)(たつみ第57号)
- 「強者達の夢の跡 ~1986年のロンドン~」秋元貞勝(たつみ第47号)
- 「神戸の消防史異聞」 (たつみ第31号)
- 「鈴木商店と私」大幡久一(たつみ第20号)
- 「船鉄交換と鈴木」今村頼吉(たつみ第26号)
- 「サンケイ新聞ひょうご事件風俗史・米騒動」昭和51年5月25日(たつみ第25号)
- 「船鉄交換・重要日誌」(たつみ第25号)
- 「小説『鼠』 好評」久琢磨(たつみ第23号)
- 「執念の鼠~正義の牙で虚像を喰う」久琢磨(たつみ第22号)
- 「米騒動余談」柳田義一(たつみ第10号)
- 「米騒動50周年に思う」井上清(たつみ第10号)
- 「横浜支店時代の思い出」曽根好雄(たつみ第10号)
- 「(小川実三郎氏に対する)弔辞(天下三分の宣誓書)」小野三郎(たつみ第18号)
- 「日米船鉄交換同盟史」(たつみ第14号)
- 「50年前のロンドンの思い出」吉田秀太郎(たつみ第13号)
- 「米騒動余談」 木畑竜治郎(たつみ第6号)
- 「満州小麦の欧州向け輸出の思い出」 田中実(たつみ第6号)
- 「鈴木商店の思い出」 麗洞・藤田東山 (たつみ第9号)
- 「東川崎町から海岸通り10番地へ」木畑 竜治郎(「たつみ」第7号)
- 「岡山精米所時代と米騒動の想い出」土居 英成(「たつみ」第7号)
- 焼打ちの思い出 酒井 温(「たつみ」第7号)
- 「ねずみをすすむ」久琢磨(たつみ第3号)
- 鈴木商店の幻の但馬鉄道計画
- 太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史①
- 太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史②
- 太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史③
- 太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史④
- 太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史⑤
- 太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史⑥
- 太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史⑦
- 太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史⑧
- 太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史⑨