鈴木岩治郎(2代目)

社長鈴木よねとともに金子直吉に全幅の信頼を寄せる二代目

生年 明治11(1878)年11月29日
没年 昭和20(1945)年     享年67 

初代鈴木岩治郎、よねの長男。幼名徳治郎

大正12(1923)年、台湾銀行の主導により鈴木商店の機構改革が実施され、鈴木コンツエルンを束ねる持ち株会社的な「鈴木合名会社」」と事業会社としての「株式会社鈴木商店」に分割される。

二代目岩治郎は、「鈴木合名」の筆頭理事社員に、「株式鈴木」の副社長に就任し、名目上は新生・鈴木商店のナンバー2に就任すると同時に、鈴木グループの経営にも名を連ねる。

大正15/昭和元(1926)年現在、鈴木岩治郎は以下の鈴木グループ各社の役員を兼任していた。なお、神戸製鋼所については、大正4(1915)年7月から大正9(1920)年12月まで第二代社長を務めた。

◇神戸製鋼所     取締役 ◇沖見初炭鉱 社長
◇日本教育生命保険  監査役 ◇東洋燐寸  取締役
◇大正生命      監査役 ◇日本拓殖  社長
◇帝国汽船      社長  ◇浪華倉庫  監査役
◇日本商業      社長

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