中井義雄
鈴木商店から神戸製鋼所に転じ、機械工業界の振興に尽力
生年 明治22(1889)年
没年 昭和52(1977)年
鳥取県出身。大正4(1915)年、小樽高商卒業、鈴木商店入社、上海駐在。当時の上海は東洋における貿易の中心で鈴木商店としても重要拠点であった。
鈴木商店破綻後、上海支店の整理担当、昭和3(1928)年に帰国、神戸製鋼所に転じ、昭和24(1949)年常務に就任。昭和29(1954)年神鋼電機の社長、昭和36(1961)年に同会長に就任。その間、国際汽船監査役、日本事務機械工業会(ビジネス機械・情報システム産業協会の前身)理事長、経団連理事も務めた。