双日が創業に関する歴史展示を開始するとともに、神戸開港150年特別サイト「神戸発、双日へと続く総合商社誕生物語」を開設しました。
2016.12.22.
この度、鈴木商店、岩井商店、日本綿花の関西を発祥の地とする3商社を源流とする総合商社・双日は来年1月に神戸開港150年の節目の年を迎え、また100年前の先人たちの偉業を振り返るため、創業に関する歴史展示を開始するとともに、神戸港と双日の足跡をたどる特設サイトを開設しましたのでご紹介します。
■創業に関する歴史展示を開始しました。
双日は12月15日(木)に東京・内幸町の本社ビルにて100年前の先人達の偉業を振り返るため、創業に関する歴史展示(常設)を開始しました。
金子直吉の胸像(左の写真)、大正4(1915)年に金子直吉が発した気迫に満ち溢れた有名な書状「天下三分の宣誓書」ほか鈴木商店、岩井商店、日本綿花を設立・発展させた先人たちの歴史的・文化的価値の高い資料や像が展示されています。
この歴史展示は訪問客向けで一般非公開となっていますが、下記関連リンクより展示物がご覧いただけます。下記の関連資料、[歴史展示] 双日の創業(リーフレット)もあわせてご覧下さい。
■神戸港と双日の足跡をたどる特設サイトを公開しました。
12月20日(火)には特設サイト「神戸発、双日へと続く総合商社誕生物語」を同社ホームページ内に公開しました。
双日は平成16(2004)年、日商岩井とニチメンが統合し誕生しましたが、そのルーツである前記3社はいずれも神戸とのつながりが深く、神戸港を舞台に飛躍のきっかけを掴み総合商社への道を開きました。
明治7(1874)年に神戸市・弁天浜に洋糖引取商(輸入商)として創業した鈴木商店は、店主・鈴木岩治郎が没した明治27(1894)年、女主人・鈴木よね(写真左)と大番頭・金子直吉(写真右)を中心にして次々に製造業を起業し、業容を拡大します。
そして、100年前の大正6(1917)年には売上高で三井物産を大きく凌いで日本一の総合商社となり、日本の貿易立国の礎となるとともに神戸港および神戸の産業発展に貢献しました。
この特別サイトではスペシャルコンテンツとして、昭和63(1988)年に刊行された人気マンガ「栄光なき天才たち」(作:伊藤智義/画:森田信吾)の鈴木商店編を復刻し、双日特別版(全3部)として公開されています。
鈴木商店のあゆみが分かり易くまとめられており、大変興味深い内容になっています。
※この特別版は鈴木商店編第16話「鈴木商店」①~③より抜粋されたもので、平成29(2017)年12月20日まで掲載される予定です。
また、前記3社の創業時の名場面とエピソードが、漫画家・森田信吾氏のオリジナルイラストを交えながら紹介されています。
この特別サイトは下記関連リンクよりご覧下さい。また、本件に関する神戸新聞の記事を下記関連サイト電子版「神戸新聞NEXT」よりご覧下いただけます。