双日が歴史マンガ「総合商社 双日 未来を創造した先駆者たち」の第2巻「黎明」を発行しました。
2022.11.19.
鈴木商店記念館のご協力企業で鈴木商店を源流の一つに持つ双日が、創業から今日の事業展開までの歴史を次世代に分かり易く伝えるため、歴史マンガ「総合商社 双日 未来を創造した先駆者たち」の第1巻「創業」を発行したことについては、6月20日の "お知らせ" でご紹介しましたが、この度第2巻「黎明」が発行されましたのでご紹介します。
第2巻では、日露戦争を経て日本が先進国の仲間入りを目指している中で、鈴木商店、岩井商店、日本綿花が次第に海外に進出し、製造事業にも進出して事業を多角化していく様子が描かれています。
鈴木商店は、製糖、製粉、小麦、ビール、焼酎の製造のため北九州の大里を新たな製造拠点に選びました。また八幡製鉄所の稼働に刺激を受け、鈴木商店と岩井商店は、鉄鋼業に進出しました。
この第2巻も第1巻に続き、創業の地でもある神戸市内の「こども本の森 神戸」と神戸市内 12 カ所の図書館、鈴木商店とゆかりの深い神戸市立神港橘高校、神戸大学他に寄贈されました。
なお、このシリーズは第6巻まで四半期ごとに発行される予定であり、下記の関連リンクからご覧いただけます。
(右は、大里製粉所の設立(明治44年)に際し、アメリカで最新技術を習得し札幌製粉、香港製粉で大きな実績をあげていたスーパー製粉技師、ドラコン・ヨネダこと米田龍平が金子直吉と面会し、鈴木商店への入社が決まった場面です)