羽幌炭砿にまつわる話シリーズ⑮「羽幌炭砿の20年を振り返って(羽幌炭砿鉄道常務取締役 嶋内義治)」をご紹介します。

2018.6.13.

simautiyosiharu.jpg羽幌炭砿にまつわる出来事やエピソードを紹介するシリーズの第15回です。

今回は羽幌炭砿が昭和35(1960)年7月10日に創立20周年を迎えるに当たり、当時常務取締役であった嶋内義治(写真)が執筆した「二十年の回顧」をご紹介します。

「二十年の回顧」では、炭鉱長屋には鍋、釜以外にこれといった目ぼしいもの何一つなかった創業期から創立20周年を迎えた昭和35年に至るまでの筆舌に尽くしがたい苦闘の歴史をたどるとともに、炭鉱の発展に貢献した先人たちが奮闘する様子などが綴られています。

最後は「今日の盛業をもたらすにいたった会社の歴史的な足跡を振り返って、明日への発展に目を向けなければならない」という言葉で締めくくっておられ、石炭から石油へのエネルギー革命が進展しつつあった当時において、なお羽幌炭砿の将来に向けての発展を見据えておられたことが窺えます。

「二十年の回顧」の全文については下記の関連記事をご覧下さい。

鈴木商店の歴史>金子直吉のお家再興に向けて>⑮「羽幌炭砿の20年を振り返って(羽幌炭砿鉄道常務取締役 嶋内義治)」

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