辰巳会・会報「たつみ」シリーズ㊵「たつみ第40号」をご紹介します。

2022.7.31.

たつみ第40号表紙.png 「たつみ第40号」は、昭和59(1984)年1月1日に発行されました。本号には、辰巳会会員の投稿が少ないこと、取り分け鈴木商店にまつわる投稿が減少しています。

◇「花登筺さんに憶う」

 大阪を拠点に演劇活動を続け、上方喜劇ブームの立役者とも呼ばれ、TV草創期の脚本家として活躍した花登筺氏が昨年、昭和58(1983)年10月3日、55歳の生涯を閉じた。

 鈴木商店をドラマ化した「海鳴り止まず」は、昭和56(1981)年4月から1か月間、大阪梅田コマ劇場で公演され好評を博したが、同公演を演出した花登氏は、公演を前に祥龍寺を訪れるなど辰巳会との交流が見られた。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。)

◇「価値ある建物とお墨付き / 石播重工相生工場」(朝日新聞 昭和58年9月4日)

 朝日新聞によれば、日本建築学会ではこの程、石川島播磨重工業(元播磨造船所;現IHI)・相生第一工場内の赤煉瓦造り倉庫を"建築学上貴重な建築物"として、同学会が発行する「日本近代建築総覧・増補改訂版」に掲載することにしたと云う。

 同建物は、3階建て煉瓦造りの倉庫で、現在も資材倉庫として使われているが、鈴木商店時代に建てられた現存する唯一の建物(鈴木商店時代の赤煉瓦倉庫)で、その正面上部には、お家さん・よねを象徴する「米(よね)星」が残されている。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。) 

◇「辰巳会だより」

 〇中部支部: 昭和58年7月21日 参加者10名 於名古屋市休養温泉ホーム「松ヶ島」

 〇阪神秋季例会:昭和58年10月12日 参加者29名 岡山県湯郷鷺温泉バス旅行

 〇東京支部秋季例会:昭和58年10月28日 参加者43名 栃木県那珂川烏山あゆの里"やな場"~宇都宮大谷観音

 (詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。) 

 

 

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