辰巳会・会報「たつみ」シリーズ(52)「たつみ第52号」をご紹介します。
2023.6.3.
「たつみ第52号」は、平成2(1990)年1月1日に発行されました。本号の表紙には、鈴木商店の印章の数々が紹介されています。(「直輸砂糖合資会社」「カネ辰神戸栄町鈴木」「カネ辰」「金子印章」「カネ辰鈴木商店」「支配人印」「カネ辰神戸鈴木洋糖商店之印」「株式会社大里精糖所」「カネ辰鈴木洋糖商店KOBE・JAPAN」)
恒例の辰巳会長寿番付によれば、平成2年正月現在の会員数180名、平均年齢87歳と記録されています。(詳細は、下記の関連資料をご覧ください。)
◇「坂本寿氏ご逝去」日本発条
鈴木商店鉄材部経理担当から鈴木破綻後、創業期の日本発条に加わり、社長、会長を歴任。近年は、辰巳会東京支部幹部として尽力された坂本寿氏が、平成元(1989)年8月16日、87歳の生涯を閉じた。
日本発条社葬の際、捧げられた弔辞が披露された。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。)
◇「火輪の海~松方幸次郎とその時代 波濤編(31)」神戸新聞社
前号に続き、神戸新聞社に連載中の「火輪の海~松方幸次郎とその時代 波濤編31話」を紹介しています。大正3(1914)年第一次世界大戦時、船舶の商談のためロンドンに長期滞在することになった松方幸次郎のため、盟友金子直吉の指示で高畑誠一が支店長を務める鈴木商店ロンドン支店に松方の専用室を用意し便宜を図る。(詳細は、下記の関連資料をご覧ください。)
◇「企業の盛衰に学ぶー鈴木商店と金子直吉ー」桂芳男
鈴木商店研究の第一人者で、「総合商社の源流 鈴木商店」の著者でもある神戸大学教授の筆者が、平成元(1989)年10月26日、"日本経営教育学会"の記念講演会において講演された要旨(レジメ)を本号紹介している。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。)
◇「土佐の歴史と文化を訪ねる④金子直吉」広谷喜十郎
「高知市歴史散歩」「広谷喜十郎の歴史散歩」「土佐の歴史と文化」等々の著書、ブログで地元高知の歴史を発信する"土佐史研究家(産業史)"の筆者が、地元が生んだ偉人の一人・金子直吉についてその生い立ちから金子が育てた企業や人物までを紹介している。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。)
◇「辰巳会だより」(詳細は、関連リンクをご覧ください。)
〇本部秋季例会:平成元年10月20日 於新歌舞伎座(大阪)観劇 参加者24名
〇東京支部秋季例会:平成元年11月10日 於奥秩父バス旅行 参加者22名
〇四国支部例会:平成元年11月25日,26日 於筆山金子家墓参、美門旅館 参加者5名
◇「辰巳会会員便り」(詳細は、関連リンクをご覧ください。)