辰巳会・会報「たつみ」シリーズ(56)「たつみ第56号」をご紹介します。

2023.8.25.

たつみ第56号表紙.png「たつみ第56号」は、平成4(1992)年10月1日に発行されました。本号の表紙を飾るのは、お家さん・鈴木よねの次男岩蔵の次女・金子貞子氏が描く満月に浮かび上がる"秋海棠"(しゅうかいどう;ベゴニア系の多年草)の作品。

 来年(平成5年)は、金子直吉没50年に当たることから、平成5年5月開催予定の全国大会では、「金子直吉翁50年祭」を執り行う案内を掲載。(詳細は、下記の関連資料をご覧ください。尚、本文の80年祭とあるのは、印刷誤りと思われる。) 

◇「桂芳男 元神戸大学教授の急逝を悼む」藤田健作

 鈴木商店研究の第一人者で「総合商社の源流 鈴木商店」の著者としても知られる桂芳男氏が平成4年1月14日、急逝された(享年63)。近年は、辰巳会にも度々参加され、辰巳会会員とも親しく交遊されていた。氏の死を悼み追悼の辞が寄せられた。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。)

◇「鳥羽の今昔」田中卓次

 大正15(1926)年京都帝国大学卒業後、神戸製鋼所に入社、鳥羽造船所(鳥羽電機製作工場)に赴任した筆者は、入社翌年の昭和2(1927)年、鈴木商店の破綻に遭遇。鳥羽電機製作所は、紆余曲折を経て戦後、神鋼電機として新たな歩みを踏み出し、同社の常務取締役を務めた筆者が、会社存続の経緯や鳥羽の変貌の様子を述懐する。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。) 

◇「鈴木商店ー家庭の中からかいま見て」木村毅

 大正8(1919)年、鈴木商店に入社し外国電信部主任、課長を務めた木村善之助氏の子息の筆者が、父君を通してかいま見た鈴木商店の興亡を綴っている。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。)

◇「辰巳会だより」(詳細は、関連リンクをご覧ください。)

 〇本部新年例会:平成4年1月14日 於東明閣 参加者36名

 〇全国大会:平成4年5月20日 於京都グランドホテル 参加者54名

 〇東京支部新年例会:平成4年1月23日 於築地スエヒロ 参加者26名

 〇東京支部春季例会:平成4年5月14日 於益子参考館&笠間稲荷神社参拝 参加者20名

◇「辰巳会会員便り」(詳細は、関連リンクをご覧ください。)

関連資料

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