「神戸港と神戸文化の企画展」の記念講演会で、特定非営利活動法人「須磨歴史倶楽部」理事長 小林善彦氏が講演されました。
2017.7.12.
神戸市主催の「神戸港と神戸文化の企画展」の開催期間中、当記念館では計6回の鈴木商店の研究者・関係者の皆様による講演会を予定しています。その第4回講演会として、特定非営利活動法人「須磨歴史倶楽部」理事長 小林善彦氏が講演されましたのでご紹介します。
【小林善彦氏 講演概要】
■日時 : 平成29年7月8日(土) 14:00~15:00
■場所 : デザイン・クリエイティブセンター神戸(通称:KIITO) 303号室
■主催 : 神戸市(みなと総局技術部計画課)
■演題 : 「お家さんと須磨の別荘群」
【小林善彦氏 プロフィール】
特定非営利活動法人「須磨歴史倶楽部」理事長。同倶楽部の主催する歴史講座「須磨学」講師を務める。「二楽荘と大谷光瑞」の研究 他、発表多数。同倶楽部は史跡めぐりなどの行事を通じて、神戸・須磨の歴史に関する情報を発信し、郷土文化の保全とその振興に寄与することを目的としている。主な活動としては(1)観光道案内、(2)公開ウォーク、(3)須磨寺観光案内、(4)地域の歴史「須磨学」開講、(5)観光・案内研修会 等がある。
風光明媚で温暖な須磨の地には明治期から大正にかけて、鈴木商店の鈴木よねをはじめ、多くの財界人たちが移り住むようになりました。小林氏は、武庫離宮中心に関西随一の別荘地として栄えた須磨に住んだ財界人、文人たちの華麗な暮らし振りや須磨の変遷を辿り、須磨の歴史とすばらしさをユーモアたっぷりに語りました。当日は定員80~90名の会場が満席となり、参加者は同氏の講演を熱心に聞き入り、大好評でした。
第5回講演会は9月9日(土)、神戸大学名誉教授・神戸外国人居留地研究会理事長 神木哲男氏によるご講演が予定されており、後日別途ご案内させて頂きます。
下記の講演資料も合わせご覧下さい。