辰巳会・会報「たつみ」シリーズ(68)「たつみ第68号」をご紹介します。

2024.12.21.

たつみ第68号表紙.png「たつみ第68号」は、平成17(2005)年1月5日に発行されました。本年は辰巳会発足(昭和35(1960)年)から45周年を迎えます。

 本号の表紙を飾るのは、寺井正画伯による干支シリーズのうち、本年の干支・乙酉(きのととり)に因んだ一対の雄鶏、雌鶏が描かれています。

◇講演 「金子直吉翁を語る」森本準一

 昭和52(1977)年1月1日発行の「たつみ第26号」に掲載された同記事の再転載。筆者は、台湾銀行出身、大正12(1923)年、関東大震災の当日、鈴木商店に転籍、以後神戸製鋼所常務、日本エヤーブレーキの社長、会長を歴任した。

 本講演は、昭和36(1961)年2月7日に関西経営者協会主催の「第5回財界人を囲む会」での講演記録を後に「落穂集」としてまとめた冊子より抜粋され"たつみ誌"に掲載されたもの。(詳細は、下記の関連トピックスをご覧ください。) 

◇「先人との対話(抜粋)金子直吉=大屋晋三」三戸節雄

 「ダイヤモンドタイム社」が発行する"週刊ダイヤモンド"や"プレジデント"の記者で、後に"炎のジャーナリスト"と評された三戸節雄が、昭和46(1971)年に発行された「プレジデント5月号」に執筆した「先人との対話」と題する記事の一部を抜粋して紹介している。

 大正7(1918)年、鈴木商店に入社した大屋晋三が、金子直吉の特命により大正14(1925)年、人造絹糸(レーヨン)事業(帝国人造絹糸)へ転身した。金子の事業の先見性を改めて認識した大屋は、後年、"その人の評価を決するものは、その成敗に非ずして事業である"と金子を高く評価した。

 三戸は、金子のパイオニア精神が誰も手を付けない事業に敢えて挑み成功を収めたと結んでいる。(詳細は、下記の関連リンクをご覧ください。) 

鈴木商店掲載記事詳細は、関連リンクをご覧ください。)

◇「祥龍寺の歴史(その一)」菅應峰

 お家さん・鈴木よねの寄進により再興され、辰巳会ゆかりの禅・臨済宗妙心寺派寺院「祥龍寺」住職より同寺の歴史について寄稿を受けた。本誌には、3回に分けて掲載している。(詳細は、下記の関連トピックスをご覧ください。)

辰巳会だより詳細は、関連リンクをご覧ください。)

 〇全国大会 平成16年5月20日 於神戸ハーバーランド ニューオータニ 参加者33名

 〇本部新年例会 平成16年1月19日 於神戸第一樓 参加者25名

 〇本部秋季例会 平成16年10月20日 於シーサイドホテル舞子ビラ神戸 参加者16名

 〇東京支部新年例会 平成16年1月22日 於東京ステーションホテル 参加者10名

 〇東京支部春の例会 平成16年6月3日 於ざくろ京橋店 参加者11名

 〇東京支部秋の例会 平成16年10月21日 於東京会館・プルニエ 参加者9名

 

関連資料

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