NPO法人「米欧亜回覧の会」と交流を始めました。
2014.11.26.
明治4(1871)年、明治新政府は西欧文明の視察と西欧各国との不平等条約改正の予備交渉のため岩倉具視を正使とする総勢100余名の使節団「岩倉使節団」を西欧12か国に派遣しましたが、630日を超えるこの大旅行記録は随行した久米邦武による「米欧回覧実記」として残されています。
「岩倉使節団」と「米欧回覧実記」を研究テーマとして、日本の歴史を知ることによって日本の将来を考えるNPO法人「米欧亜回覧の会(代表 泉三郎氏)」では、平成28(2016)年に創設20周年を迎えます。同法人では記念事業として現行のホームページを全面的にリニューアルすることを計画されています。
当鈴木商店記念館を参考にしてウェブサイト上に「岩倉使節団博物館」構想を検討されることになりました。この度当記念館編集委員会に協力要請があり、関係者の皆さんに当記念館についてプレゼンテーションを行いました。これを機に同法人との交流を図って行くことになりました。
なお同法人代表の泉三郎氏は、鈴木商店ゆかりの「羽幌炭砿鉄道」の労務担当役員をされた浜田竹美氏の奥様・寿美子様の弟に当たる方で、さらに羽幌の専務取締役をされた朝比奈敬三氏の長男祥光(よしてる)氏(元・日商に勤務)とも親交があるそうです。
「NPO法人米欧亜回覧の会」については下記の関連リンクをご覧ください。