「築別炭砿の遺構シリーズ⑦~火力発電所~」を掲載しました。
2015.6.24.
築別炭砿の遺構を紹介するシリーズの7回目です。 今回は、火力発電所をとり上げました。
築別炭砿は昭和15年の開坑後、動力源である電力と採炭用機械の絶対的な不足から、手掘りという創業当時からの原始的な採炭方法を余儀なくされ、出炭量は低迷を続けていました。
会社はこの根本的な課題を解消するため、昭和18(1943)年1月、辰巳橋の南西方向に1,000kWの発電機を備えた火力発電所を建設するとともに、巻上げ機、空気圧搾機などを順次導入しました。これにより出炭量はようやく増加傾向を示し始めました。
なお、現在大半の遺構は老朽化が進行しており大変危険ですので、建物・施設内への立入りはお止め下さい。
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