「神戸製鋼所設立の歴史⑥」を掲載しました。
2015.11.4.
神戸製鋼所設立の歴史シリーズ第六弾です。
本シリーズは第五弾の後中断していましたが、第六弾から再開いたします。(なお、次回の第七弾が最終回になります)
第一次大戦の終結により、神戸製鋼所は民生用機械の国産化に注力し、新品種の開拓を急ぐことで戦後の不況を乗り越えようとしていました。ディーゼルエンジンの開発に注力し、空気圧縮機の技術を応用して冷凍機の開発にも取り組みました。さらにセメント機械の開発にも我が国初めて成功し、鉄道用のエヤーブレーキの製造分野にも進出しました。一方で、大正11(1922)年のワシントン軍縮会議により八・八艦隊計画の中止が決定し、軍拡に期待していた同社は深刻な打撃を被ります。
写真は大正13(1924)年に建造されたタンカー「あかつき丸」に搭載された「神鋼8KD76型ディーゼル機関」で、当時独自仕様のエンジンでは国産最大級を誇ったといいます。
詳細は下記関連リンクをご覧いただき、また合わせて神戸製鋼所オフィシャルサイト内の「歴史・歩み」もご参照ください。