帝人設立の歴史を紹介するシリーズの5回目です。
久村清太が米沢に赴任しても人絹の品質は改善せず、金子直吉も「なめくじの這ったあとのあの光沢を研究してみたらどうか。なめくじをヴィスコースに入れてみろ」と素人ながら秦、久村と一緒に悩みを共にします。そして、金子は人絹の品質向上を図るため、秦逸三を欧州に出張させます。秦は、鈴木商店ロンドン支店長・高畑誠一のアテンドにより、モスクワ、マンチェスター、コヴェントリーと人絹製造の拠点を訪れますが、これといった成果は得られませんでした。
写真は洋行中の秦逸三(右)です。
詳細は下記関連リンクをご覧下さい。