「帝人設立の歴史⑨」を掲載しました。
2016.5.26.
帝人設立の歴史を介するシリーズの9回目、いよいよ今回がシリーズの最終回となります。
昭和2(1927)年に親会社の鈴木商店が破綻したものの、帝国人造絹糸は岩国工場の稼働により業績が好調だったこともあり、この危機を乗り越えていきます。
同社は国内最大の生産量を誇り、昭和12(1937)年には欧州先進国一国の生産量に匹敵する量を生産するまでに成長します。その後、繊維製造業界は人絹から合成繊維へとその流れが加速していきましたが、帝国人造絹糸はこの波に乗り遅れていました。しかし、政界から復帰した大屋晋三社長、日商の高畑会長らの尽力により、英国ICI社のポリエステル繊維・テトロンのライセンスを取得し、復活を遂げます。
写真は自ら社員に構造改革を説明する大屋社長です。
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大屋晋三については下記をご覧ください。