「羽幌本坑の遺構シリーズ(番外編)~本斜坑口・第二斜坑口~」を掲載しました。
2016.1.17.
羽幌本坑の遺構を紹介するシリーズは、今回と次回は番外編として地域特集>北海道(羽幌)の地図に掲載されていない遺構をご紹介します。
今回は、羽幌本坑の二つの採炭坑道の坑口である本斜坑口と第二斜坑口をとり上げました。
昭和40(1965)年6月には、運搬立坑が完成します。これに伴い、昭和38年度からの出炭ルートはそれまでの本斜坑から立坑による運搬体系に切り替えられました。また、昭和39(1964)年11月には立坑側と第二斜坑側を結ぶ八片連絡坑道6,500㍍が貫通し、この坑道の完成によって、本斜坑は資材搬入、立坑は入気・運搬、第二斜坑は排気という羽幌本坑の基本構造が確立しました。
写真は当時の第二斜坑口の様子です。
なお、現在大半の遺構は老朽化が進行しており大変危険ですので、建物・施設内への立入りはお止め下さい。
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