「上羽幌坑の遺構シリーズ⑥~上羽幌小学校・上羽幌中学校~」を掲載しました。

2016.11.3.

kyuukamihaborosyougakkoutaiikukan.JPG上羽幌坑の遺構を紹介するシリーズは、今回が最終回になります。

最終回は、卒業生にとっては大変思い出深い上羽幌小学校・上羽幌中学校をとり上げました。

明治37(1904)年秋、小山与三松氏が入植者の子弟のために自宅を提供し、私費で初歩的な教育を開始したことが後の上羽幌小学校・上羽幌中学校の設立に繋がっていきます。

昭和22(1947)年8月に上羽幌抗が開坑すると児童数が急増。昭和26(1951)年12月には同小学校に上羽幌中学校が併置されます。しかし、昭和45(1970)年11月の炭砿の閉山に伴い児童数は急減し、上羽幌小学校は昭和46(1971)年10月に閉校。翌11月に羽幌中央小学校に統合され、上羽幌中学校は同年9月に廃校となりました。

写真は羽幌町の中心部に移設され、「羽幌町勤労青少年ホームレクリェーション大ホール」(旧・町民体育館)として現在も活躍している旧・上羽幌小学校体育館です。

なお、現在大半の遺構は老朽化が進行しており大変危険ですので、建物・施設内への立入りはお止め下さい。

詳しくは下記の関連記事をご覧下さい。

地域特集>北海道(羽幌)>上羽幌坑の遺構~上羽幌小学校・上羽幌中学校~

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