人物特集に鈴木商店ゆかりの人々を追加しました。
2015.11.30.
当記念館人物特集ページに下記のゆかりの方々を追加しました。関連ページをご覧ください。
左から柳田伊助、吉田豊次、安並正道、足立宇三郎、山地孝二
〇柳田伊助 カネ辰柳田商店創業者 〇吉田豊次 生糸絹織物部 〇安並正道 神鋼商事第4代社長 〇足立宇三郎 日沙商会 〇山地孝二 鈴木商店海外特命派遣員
柳田伊助は、鈴木商店のルーツと同じ、「辰巳屋松原商店」を起源とするカネ辰柳田商店の創業者で、カネ辰藤田商店と共にカネ辰3社のひとつを起業、籐製品ビジネスに実績を残しています。
吉田豊次は、生糸の検査官から転職した異色の商社マンで、鈴木商店が人絹製造に乗り出す以前、我が国の輸出産業としての製糸産業が軌道に乗る時期に活躍した生糸のプロフェッショナル。
安並正道は、ロンドンでの企業研修の帰途、鈴木商店の破綻に遭遇。帰国後は一貫して神戸製鋼所機械部門の発展に貢献。
足立宇三郎は、ゴム事業のエキスパートとして鈴木系の日沙商会の黎明期に活躍。晩年は後の東洋ゴム工業の基礎を作る。
山地孝二は、語学力を駆使して世界中を駆け巡った特命情報員。鈴木の情報収集の陰の功労者。