羽幌炭砿にまつわる話シリーズ⑩「羽幌炭砿鉄道のディーゼルカー」をご紹介します。
2018.4.10.
今回は羽幌炭砿の人々にとって待望久しかった「羽幌炭砿鉄道のディーゼルカー」をご紹介します。
昭和33(1958)年8月、羽幌炭砿鉄道に待望のディーゼルカーが登場し、1日5往復の運行を開始しました。
このディーゼルカーは元鉄道省の気動車42015からエンジン等を外して客車としたホハフ5に、再びディーゼルエンジンを搭載したキハ1001で、最高時速は90Km、平均時速50Kmで「築別炭砿駅―築別駅」間の所要時間は29分に短縮されました。
昭和35(1960)年から昭和41年(1966)にかけて国鉄キハ22形と同一仕様の3両(キハ221、222、223)が順次増備され、羽幌炭砿鉄道における旅客輸送の主力車両となりました。
この3両のうちキハ223は現在羽幌炭砿鉄道時代の色に復刻され、さいたま市緑区の「ほしあい眼科」の敷地内に静態保存されています。(写真:向って右側の窓は寒冷地特有の「旋回窓」です)
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