日本セルロイド人造絹糸(現・ダイセル)の歴史を紹介するシリーズの3回目です。
創立以後、経営難に陥り苦闘を続けていた日本セルロイド人造絹糸と堺セルロイドの両社は、大正3(1914)年7月に第一次世界大戦の勃発により息を吹き返します。
日本セルロイド人造絹糸網干工場はロシアから大量の火薬製造の注文を受け、同社の経営はようやく安定に向かいます。また、終始セルロイド製造に邁進していた堺セルロイドもヨーロッパからのセルロイドの大量注文を受け、営業成績は向上していきました。
写真は、大正時代の網干工場内部の様子です。
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