「クロード式窒素工業の歴史①」を掲載しました。
2017.8.26.
本日から、大正13(1924)年に1,000気圧という超高圧を利用した合成アンモニアの生産に成功したクロード式窒素工業の歴史を、7回シリーズで紹介してまいります。
産業革命後の人口急増に伴い、食糧増産を実現すべくドイツのカールスルーエ工科大学教授、フリッツ・ハーバーにより開発された画期的なアンモニア合成法は、BASF(ビーエーエスエフ)社の会長、ブルンクの強い意向により同社の技術者、カール・ボッシュにより大正2(1913)年に企業化されました。この空気中の窒素と水素ガスからアンモニア(NH3)を工業的規模で合成する方法は「ハーバー・ボッシュ法」と呼ばれました。
※ハーバーとボッシュはともにノーベル化学賞に輝いています。
一方、わが国でも第一次世界大戦の勃発を機に、アンモニア合成技術の研究が急速に進行しました。
写真は、左がフリッツ・ハーバー、右がカール・ボッシュです。
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