鍋島高明さんの新刊「高知経済人列伝」をご紹介します。
2016.8.5.
鈴木商店記念館編集委員会の監修担当で「大番頭金子直吉」の著者・鍋島高明さんが、自身の出身地・高知県の経済人についてその足跡をまとめた新刊「高知経済人列伝」を刊行されました。既刊「介良(けら)のえらいて」(介良の偉いひと)に続く高知県人の活躍を収めた著者ならではの人名録と云えます。
本書では、高知県内外で活躍した経済人330人を取り上げていますが、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎と鈴木商店の大番頭・金子直吉の二大偉人を中心に、それぞれの巨人につながる系譜の他、現代までの多方面に活躍する人材を紹介。土佐は人材の宝庫であるとしています。
鈴木商店に関係する経済人には、平高寅太郎、西岡貞太郎など鈴木商店土佐派として金子直吉の下で活躍した人々、安並正道、山野上重喜、依岡省三・省輔兄弟など神戸製鋼所を始め鈴木商店関係会社で功績を残した人々など20数名が輩出されたことが記されています。
詳細は、本書をご覧ください。
「高知経済人列伝」 編著/鍋島高明 発行/高知新聞社