伝記「藤田謙一」をご紹介します。
2017.4.21.
弘前出身の実業家で"昭和の紀伊国屋文左衛門"、"日本一の政商"といわれるほど政財界に多彩な人脈を築いた藤田謙一は、大学卒業後、大蔵省専売局勤務を経て実業界で活躍。「天狗煙草」で知られる岩谷商会の支配人を振り出しに、東洋製塩(台湾塩業)専務、東京毛織専務など鈴木商店関連企業に大きな足跡を残しました。
大正元(1912)年には、映画会社4社の統合による「日本活動写真(日活)」設立の音頭をとり、のちに同社の社長となった他、、西武グループの総帥である堤康次郎に招かれ、千ヶ滝遊園地や箱根土地(後の国土計画、コクド)の社長にも就任し、晩年には東京商工会議所および日本商工会議所の初代会頭としても経済界に多くの功績を残し、貴族院議員も務めました。
この度、弘前商工会議所のご厚意により、同会議所が昭和63(1988)年に発行した藤田謙一の伝記「藤田謙一」全文を当鈴木商店記念館に掲載させて頂くことになりました。
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