「播磨造船所の歴史④」を掲載しました。
2020.1.30.
大正6(1917)年当時、播磨造船所は船台建設工事の遅れおよび外注諸機械の入荷遅延のため、本格的な大型船建造開始の見通しはつきませんでしたが、人員の充実に伴い全従業員は上下一致して、いかなる困難をも克服しなくてはならぬという意欲に燃え、士気は極めて盛んでした。
この頃の船体の建造はすべて人力作業で、自ら汽缶(ボイラー)を製作するなど、技師たちは不完全な設備の下で知恵を絞り、播磨造船所として大型鋼船建造の第一歩となる「WAR AMAZON」[第6與禰丸](3,165㌧)をはじめとする大型鋼船の建造に全力を傾注していきました。
写真は、建造中の大型鋼船「WAR AMAZON」[第6與禰丸]です。
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