大阪「辰巳屋」から暖簾分けにより明治7(1874)年、神戸・弁天浜に創業したカネ辰・鈴木商店のルーツ・辰巳屋嘉兵衛ならびに宗家「辰巳屋」を引き継いだ松原藤助・恒七親子による本家「辰巳屋」のあった商都「大阪」は、明治維新後の我が国の近代化とともに西日本経済の中心地として発展しました。
開港間もない神戸を中心に急速に発展したカネ辰・鈴木商店は、同時に商都「大阪」にも多くの足跡を残しています。「日本商業(日商岩井を経て現在の双日)」や近代日本の化学工業の源流の「東工業(後の帝国人造絹糸を経て現在の帝人、日本輪業を経て現在のニチリン)等々」など関連ページからご覧ください。