鈴木商店記念館・地域特集に「朝鮮半島」を新設しました。
2018.2.20.
連日熱戦が繰り広げられる平昌(ピョンチャン)冬季五輪大会では、南北朝鮮の統一旗による入場行進が大きな話題となりましたが、当記念館では注目を浴びる朝鮮半島における鈴木商店の足跡を辿ります。
明治末期から北海道、朝鮮からの魚油を直営の魚油精製所にて精製してドイツその他への輸出を手掛けていた他、国策会社・東亜煙草(満州・奉天)の設立に関わり朝鮮総督府専売局技師・岡田虎輔を役員に招聘する等朝鮮との関わりがあった鈴木商店は、日韓合邦により日本領土となった朝鮮半島に事業進出を図りました。
鉄道事業、炭鉱事業、製紙事業、木材工業などが主な事業であったが、炭鉱事業以外は朝鮮南部(今日の大韓民国)に展開された。然しながら鈴木破綻という事情から成果に繋がるものや後世に残る事業が少なかったようです。
(写真は朝鮮王朝太祖・李成桂が創建した崇礼門(通称南大門))