「日本油脂(現・日油)の歴史⑤」を掲載しました。
2018.9.16.
「日本油脂(現・日油)の歴史」を紹介するシリーズの5回目です。
兵庫工場において硬化油の工業的生産に成功した鈴木商店は大正6(1917)年、矢継ぎ早に王子(東京)と保土ヶ谷(横浜)に硬化油工場を建設し、関東地区に進出しました。
当時は第一次世界大戦の最中で、硬化油の海外需要は増大の一途をたどり、造りさえすれば売れるような状態でした。
鈴木商店は大正4(1915)年から大正6(1917)年にかけて硬化油製造のための三大工場(兵庫工場、王子工場、保土ヶ谷工場)を建設することによりわが国における硬化油工業の主導権を掌握し、業界に君臨する態勢を整えたのです。
画像は、当時の鈴木商店製油所王子工場です。
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