金子直吉に関する関係者・各界人の言葉シリーズ③「鈴木商店ゆかりの企業の幹部の言葉」を掲載しました。
2019.7.18.
金子直吉に関する関係者・各界人の言葉シリーズの第3回目です。
今回は「鈴木商店ゆかりの企業の幹部(*)の言葉」をご紹介します。
(*)浅田長平、金子三次郎、久村清太、田宮嘉右衛門、杉山金太郎、辻湊、小川実三郎、小野三郎、大屋晋三、橋本隆正、北村徳太郎 の各氏
■北村徳太郎(播磨造船所支配人、佐世保商業銀行(現・親和銀行)頭取、運輸大臣、大蔵大臣)の言葉(抜粋)
「こいつにまかせていいと思えばいっさいまかせる。思うようにやれということで、一々報告を出させて目を通してということはしないです。たまに行って現状を報告すると何もいわない。よかった、よかったということで」
■大屋晋三(帝国人造絹糸社長、商工大臣、運輸大臣)の言葉(抜粋)
「金子さんは何か特徴のある人ならどんな人でも構わずに集めた。その人の出身、縁辺などは一切問題にせず、その人に特徴さえあればこれを重要視した。そして人の短所を見ずその長所を採った」
■小野三郎(帝人製機社長)の言葉(抜粋)
「翁は人の長所を見抜く炯眼を有せられ、若し其人に長所あらば老若、学歴などを問わずドシドシ之を起用登用し其才能を遺憾なく発揮せしめ、適材を適所におき人材を養成し、・・・・」
鈴木ゆかりの企業の幹部の言葉を一言で表すと、金子直吉は「人の短所を見ず長所を見て登用、事業を残すとともに経営者・次代の後継者をも残した人」とも言うことができるでしょう。
詳細については、次の関連ページをご覧下さい。