兵庫県中学校総合副読本に"鈴木商店"が紹介されました。
2019.5.8.
兵庫県教育委員会は県政150周年を機に、子どもたちの県の愛着を高めようと、歴史や自然、産業、伝統、ゆかりの人物などを紹介する副読本「ふるさと兵庫 魅力発見!」を作成し、県公立中学校の生徒(約10万人)に配布することになりました。
第V(5)章 "兵庫のものづくり"のうち、摂津のページには、「兵庫発 新たなビジネススタイル」の項目があり、「鈴木商店」が"日本一の個人商店"として紹介されました。
「今から90年ほど前の大正時代に、日本一の年商を誇る超巨大企業が神戸にあった・・・」と記されています。
近年、鈴木商店に対する歴史的な評価が再認識され、鈴木商店ゆかりの地元・神戸や金子直吉生誕地・高知において中高校生教材(歴史副読本)に鈴木商店が取り上げられています。(2014年度 兵庫県高校地理歴史副読本「世界と日本」のうち、"鈴木商店と神戸"、2018年度 高知県中高生歴史副読本「中高生が学ぶ ふるさと高知の歴史」のうち、"日本経済を支えた実業家ー金子直吉")
当鈴木商店記念館は、神戸新聞総合印刷を通じ、同教育委員会の要請により東川崎町時代の鈴木商店本店(元・みかどホテル)の写真を提供しました。