幻の但馬鉄道計画を掲載しました。
2014.7.6.
兵庫県神戸市在住で須磨歴史研究家の方より鈴木商店がその絶頂期に兵庫県但馬地区に鉄道敷設計画を進めていたとの貴重な情報をご提供いただきました。
兵庫県日高町史によると、鈴木商店は、蝋石運搬用の鉱山鉄道として大正5(1916)年、但馬軽便鉄道の敷設免許交付を受けたことが記されています。多角化を進め、絶頂期に向かう鈴木商店が但馬地区にて開発を進める鉱山のための鉄道計画は、鈴木商店として初の本格的なインフラ計画となるものでした。折しも隣接する地区で軽便鉄道の運行を始めた出石軽便鉄道の株主でもある藤本日高町長の思惑もあり、但馬軽便鉄道計画は、鈴木商店から藤本氏の事業として継承されることになります。
しかし、藤本氏自身が政治失脚したことから但馬鉄道計画は、頓挫してしまい幻の鉄道に帰してしまいました。
詳しくは以下のページをご覧ください。