神戸市灘区下河原通りの鈴木薄荷(株)本社建物が、このほど国の登録有形文化財として選定されました。今回、兵庫県内で新たに登録された建築物は、同社や神戸ポートタワーなど4ヶ所8件でした。
鈴木薄荷の建物は、昭和初期に建築されたもので、鈴木薄荷が同所に移転する以前の持ち主は不明です。事務所内部の柱には、鈴木商店の商標が残されていることから鈴木商店系の企業の事務所だったことが偲ばれます。
昭和初期(1930年代)に花開いた和洋折衷の近代文化を象徴する「昭和モダン」の建築物として、兵庫県内に現存する有形文化財の一つに選定されたものです。
読売新聞関西版に紹介された記事をご覧ください。
"登録文化財 「昭和モダン」鈴木薄荷社屋も"