サッポロビールより"帝国麦酒"ゆかりの「サッポロ サクラビール」が限定発売されます。
2021.2.8.
当記念館のご協力企業、サッポロビール株式会社は昨年6月に鈴木商店系列の「帝国麦酒」が製造していた"サクラビール"を現代風にアレンジした「サッポロ サクラビール2020」を数量限定発売しましたが、好評につき昨年に続いて今月24日(水)、下記の通り「サッポロ サクラビール」をやはり数量限定で発売します。(左の写真は、「サッポロ サクラビール」の350ml缶と500ml缶です)
"サクラビール"は鈴木商店が明治45(1912)年に門司・大里地区に設立した帝国麦酒が大正2(1913)年に竣工した九州初のビール工場(*)で製造を開始し、国内はもとよりアジアを中心に輸出され世界で親しまれました。
(*)帝国麦酒は鈴木商店破綻後、大日本麦酒を経てサッポロビール九州工場として継承され、平成12(2000)年まで操業を続けましたが、現在は「門司赤煉瓦プレイス」としてビールにまつわる文化や歴史を発信しています。
なお、帝国麦酒の工場群であった「旧サッポロビール九州工場事務所棟・醸造棟・組合棟・倉庫」は、平成29(2017)年4月に文化庁により日本遺産(Japan Heritage)に認定された「関門"ノスタルジック"海峡~時の停車場、近代化の記憶」の建物群の一部を構成しています。 (右の写真は、旧帝国麦酒仕込場 [旧サッポロビール九州工場醸造棟] です)
この度発売される「サッポロ サクラビール」は九州日田工場および千葉工場にて製造され、大正2年当時のラベルとあわせて、現代風アレンジであることが分かるように『世界で親しまれたビールがいま、生まれ変わる。』という説明コピーがデザインされています。
鈴木商店に関心のある方は、是非「サッポロ サクラビール」をお楽しみください。
■商品名 サッポロ サクラビール
■パッケージ 350ml缶 500ml缶
■原材料名 麦芽(外国製造または国内製造(5%未満))、ホップ、米
■発売日・地域 2021年2月24日(水) 全国
■価格 オープン価格
■中身特徴 香ばしいコクと、スッキリとした"のどごし"を両立させたバランスの良い味わい