サッポロビールより "帝国麦酒" ゆかりの「サッポロ サクラビール」が限定発売されます。

2022.2.14.

スクリーンショット 2021-12-30 213221.png当記念館のご協力企業、サッポロビール株式会社は2020年6月に鈴木商店系列の「帝国麦酒」が製造していた"サクラビール"を現代風にアレンジした「サッポロ サクラビール2020」を、続いて2021年2月に「サッポロ サクラビール」を発売しましたが、好評につき2月22日(火)に「サッポロ サクラビール」を数量限定発売することになりました。

これら一連の「サッポロ サクラビール」は、令和元(2019)年7月に北九州市とサッポロホールディングス・サッポロビールが締結した包括連携協定に基づく取組みの一環として、サッポロビールが企画したものです。

(左の写真は、「サッポロ サクラビール」の350ml缶と500ml缶です)


サクラビール" は、鈴木商店が明治45(1912)年に門司・大里地区に設立した帝国麦酒が大正2(1913)年に竣工した九州初のビール工場(*)で製造を開始しました。当時、"サクラビール" は国内第三位のシェアを誇り、アジア各地にも輸出され世界で親しまれました。

(*)帝国麦酒は鈴木商店破綻後、大日本麦酒を経てサッポロビール九州工場として継承され、平成12(2000)年まで操業を続けましたが同年に閉鎖され、大分県日田市にサッポロビール九州日田工場として移管されました。現在その跡地は「門司赤煉瓦プレイス」としてビールにまつわる文化や歴史を発信しています。

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       左は旧・帝国麦酒事務所(現・北九州市門司麦酒煉瓦館)、右は旧・帝国麦酒仕込場です。


なお、「サッポロ サクラビール」の九州・沖縄地区の売上の一部(1本1円)は、鈴木商店時代のビール工場群の保存活動のために寄付されます。

「サッポロ サクラビール」はサッポロビールの醸造者が当時の文献を読み込んで現代のお客様の嗜好に合わせてアレンジしたビールで、パッケージには発売当時のラベルと現代風アレンジであることが分かるように『世界で親しまれたビールが現代に、生まれ変わる。』という説明コピーがデザインされています。

鈴木商店に関心のある方は、現代に生まれ変わった「サッポロ サクラビール」を是非お楽しみください。

■ 商品名     サッポロ サクラビール
■ パッケージ   350ml缶 500ml缶
■ アルコール分  5%
■純アルコール量  4.0g(100mlあたり)
■ 発売日・地域  2022年2月22日(火) 全国
■ 価格      オープン価格
■ 中身特徴    香ばしいコクと、スッキリとした"のどごし"を両立させたバランスの良い味わい
■ 販売計画    13万ケース(大びん633ml × 20本換算)

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