令和2(2020)年3月、産業遺産に関する総合的な情報センターとして開設された内閣官房の「産業遺産情報センター」（東京・新宿区）では、"明治日本の産業革命遺産展"を一般公開していますが、この度、新たに"幕末～明治期に活躍した偉人の肖像展「群像」"を追加展示しています。

　"産業革命遺産展"は、製鉄・製鋼、造船、石炭産業について8県11市に所在する23の資産から構成され、2015年にユネスコ世界遺産に登録された遺産群を次世代に継承するために常設展示されました。

　展示スペースは、導入展示（ゾーン1)、メイン展示（ゾーン2)、資料室（ゾーン3)に分かれ、メイン展示には、幕末から明治にかけて産業国家へと成長していくプロセスをパネルや映像により展示しています。

　"偉人の群像パネル"は、ゾーン1からゾーン2へ続く壁面の全面に貼られた半透明ガラス(横11M×縦2M)上に展示され、10等分された各区分には、それぞれ約20名、総勢約200名の偉人が展示されています。

　No.7パネルには、渋沢栄一、福沢諭吉、安田善次郎、古川市兵衛、三野村利左エ門、広岡浅子、津田梅子、柳原白蓮等と共に鈴木よねの肖像が並んでいます。

　<明治日本の産業革命遺産展概要＞

〇会場：162-0056 東京都新宿区若松町19-1 総務省第二庁舎別館 　TEL 0120-973-310

〇開館時間：10:00～17:00

〇休館日：土・日曜日、祝・休日、12/29～1/3

〇入館無料、常設展示されているが、完全予約制のため事前の申し込みが必要。（ホームページまたはフリーダイヤル）

　

• ”偉人”群像展示全体像［PDF:821.6 KB］
• No.7パネル肖像画提供一覧［PDF:162.2 KB］

• 産業遺産情報センター（公式サイト）