「太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史⑭」を掲載しました。

2023.11.12.

太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史を紹介する14回目です。
今回が本シリーズの最終回になります。

太陽鉱工の社名のロゴ.PNG平成28(2016)年12月19日、太陽鉱工の名誉会長、鈴木治雄が帰らぬ人となりました。(享年98歳)

鈴木岩蔵(鈴木商店の創業者・鈴木岩治郎と妻・よねの三男)の長男でもある治雄は、昭和45(1970)年11月に同社の社長に就任以来21年間にわたり同社の経営を担い、あわせて太陽鉱工グループ(東邦金属日本精化ニチリン鈴木薄荷、太陽ビルディング、太陽林産、泰和たいわ)の発展にも尽力するとともに日商(後・日商岩井、現・双日)の監査役などを歴任しました。

一方で、鈴木商店のOBにより組織された「辰巳会」の会長を長きにわたり務め、平成26(2014)年4月に発足したインターネット上の博物館「鈴木商店記念館」の代表も務めました。

平成30(2018)年6月25日、同社は経営陣の若返りをはかるため治雄の長男・鈴木一誠(かずのぶ)が会長に就任、一誠の長男で副社長の鈴木一史(かずふみ)が社長に就任しました。

令和元(2019)年、同社は設立から70年、源流とする太陽曹達の創業から100年の節目の年を迎え、モリブデン・バナジウム・ジルコニウム等のレアメタル、レアアース、セラミック原料をはじめとするマテリアルの有数企業として、安全・快適・豊かな社会の実現に向けて果敢にチャレンジを続けています。

冒頭の写真は太陽鉱工のロゴ・マークで、"鈴木よね" に由来する「米星」を図案化したものです。

詳細については、次の関連ページをご覧下さい。

鈴木商店の歴史>ソーダ、ゴム、非鉄金属への進出~太陽曹達、日本輪業、日本冶金>太陽曹達(後・太陽産業、現・太陽鉱工)の歴史⑭

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