記念館のご協力企業、サッポロビール株式会社は「サッポロ サクラビール」を1月30日（火）に数量限定発売します。なお、「サッポロ サクラビール」の数量限定発売は2020年6月から始まり、今回が5回目になります。

サクラビール は、鈴木商店が明治45(1912)年に門司市に隣接する福岡県企救(きく)郡大里町に設立した帝国麦酒が九州初のビール工場（大正2年竣工）において製造を開始しました。当時、サクラビールは国内第三位のシェアを誇り、アジア各地にも輸出され世界で親しまれました。

昭和2(1927)年に鈴木商店が経営破綻した後も、サクラビールは桜麦酒（昭和4年に帝国麦酒から改称）が昭和18(1943)年に大日本麦酒と合併するまで約30年にわたり親しまれました。

その後、工場は大日本麦酒の会社分割を経て昭和39(1964)年よりサッポロビール九州工場となり、平成12(2000)年まで操業を続けましたが同年閉鎖され、大分県日田市にサッポロビール九州日田工場として移管されました。

現在、その跡地は「門司赤煉瓦プレイス」としてビールにまつわる文化や歴史を発信しています。（左の写真の右はは旧・帝国麦酒仕込場、左は旧・帝国麦酒事務所 [現・北九州市門司麦酒煉瓦館]で、いずれも日本遺産（Japan Heritage）「関門"ノスタルジック"海峡～時の停車場、近代化の記憶」を構成する文化財に登録されています）

「サッポロ サクラビール」は、同社の醸造者が当時の文献を読み込んで現代のお客様の嗜好に合わせてアレンジしたビールで、パッケージには発売当時のラベルと現代風アレンジであることが分かるように『世界で親しまれたビールが現代に、生まれ変わる。』という説明コピーがデザインされています。また、また6缶パックは情緒溢れるレトロ風ポスターをモチーフにしたデザインとなっています。

現代に生まれ変わった「サッポロ サクラビール」を是非お楽しみください。

■ 商品名　　　　　 サッポロ サクラビール

■ パッケージ　　　 350ml缶　500ml缶

■ アルコール分　　 5％

■ 純アルコール量 　350 ml缶：14ｇ　500ml缶：20g

■ 発売日・地域　　 2024年1月30日（火）　全国

■ 価格　　　　　　 オープン価格

■ 中身特徴　　　　 香ばしいコクとスッキリとした"のどごし"を両立させたバランスの良い味わい

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