鈴木商店記念館・地域特集に「秋田」、「沖縄」を新設しました。

2024.4.9.

 スクリーンショット (168).jpg地域特集.jpg鈴木商店石油事業ゆかりの「秋田」ならびに製糖事業ゆかりの「沖縄」の二地点を新設しました。

 洋糖引取商として創業した鈴木商店・鈴木岩治郎は、明治15(1882)年、地元神戸の有力者と共同で「神戸石油商会」を設立し、舶来石油の輸入事業に乗り出し、共同油槽(石油タンク)を設置して石油の配給体制の確保を図った。

スクリーンショット (161).jpg秋田.jpg舶来石油の共同事業による取扱いに先鞭をつけた鈴木商店は、創業者・岩治郎の意志を継ぎ大正期に入ると秋田地区の油田の開発を皮切りに大正7(1918)年、帝国石油を買収して石油事業に本格的に参入した。

 

スクリーンショット (162).jpg沖縄.jpg一方、台湾での製糖事業を展開する鈴木商店は、大正3(1914)年東洋製糖を系列化し台湾島内に6工場を有する台湾第二の製糖会社を誕生させた。折しも台湾銀行出身の下坂藤太郎率いる東洋製糖に沖縄大東島で製糖事業等を経営する「玉置商会」より事業売却が持ち込まれた。

 製糖事業の拡大を図る鈴木商店の斡旋もあり、東洋製糖は玉置商会の南大東島での製糖事業のほか北大東島で断念していたリン鉱石採掘事業に乗り出すこととなった。

 詳しくは、地域特集の各ページをご覧ください。

 

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