関門の鈴木商店ゆかりの企業訪問シリーズ①江戸金を掲載しました。
2014.10.20.
鈴木商店飛躍につながる関門地区には、大里(北九州)、彦島(下関)地区を中心に鈴木商店が様々な事業展開を行い、今なお多くのゆかりの企業やスポットが残されています。このたび、鈴木商店記念館編集委員会では、地元の編集協力者の方々と共に鈴木商店ゆかりの企業等を訪問しました。
シリーズ第一回目は、創業150年を超える下関老舗の菓子舗「江戸金」を紹介します。鈴木商店創業者・鈴木岩治郎が神戸で「辰巳屋鈴木商店」を開業する以前、岩治郎と親友金次郎の二人が一緒に長崎への菓子修業の帰路、金次郎が下関で創業した"亀の甲せんべい"の店「江戸金商店」に由来します。
「東海道中膝栗毛」の弥次喜多よろしく川越の岩治郎と江戸麹町の金次郎(後の増田多左衛門)の二人は、京、大阪を越えてはるか長崎まで菓子修業しながら旅を続けたことが残されています。二人の若い旅人は、下関の「桝初(ますはつ)」という店で世話になり、一人は地元に留まって菓子職人として成功、一人は下関から神戸まで戻り「辰巳屋」に入り「鈴木商店」を創業するという秘話がありました。
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