シリーズ3回目は、東邦金属門司工場をご紹介します。同社は大正7(1918)年に鈴木商店が設立した「日本冶金」に由来します。金子直吉の国益志向の経営理念から生まれた企業を源流としています。
当時、電球用フィラメントが全て米国GE社に牛耳られていたことを打開すべく、我が国初の電球用フィラメントの国産化を実現したユニークな企業「日本冶金」の技術、伝統を引継いで昭和25(1950)年に「東邦金属」が誕生しました。
東邦金属門司工場は、日本冶金創業の地でタングステン、モリブデンの専業メーカーの主力工場として操業しています。
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